2019年4月10日水曜日

6.動物のフィラリア予防

こんばんは
きりん野 くび男です

春になり、ワンちゃんネコちゃんの予防のシーズンがやってきました
今日はフィラリア症のお話です



ミクロフィラリアは、蚊の体内で発育し、蚊が動物を吸血することにより
感染する寄生虫です

好適宿主は、イヌですが、ネコ科、クマ科、フェレットなどにも寄生します

 ミクロフィラリアは、動物の体内に侵入すると約10日で脱皮して「4期幼虫」
さらに2ヶ月に脱皮して「5期幼虫」
動物に感染してからは約半年で、成虫になります

薬は、内服や体に付けるタイプのものがあります
予防薬の効果があるのは「4期幼虫」に対してです

投薬した薬は、数日かけてゆっくり分解されるので
蚊が関与する5~12月に、月に1回の投薬となっています

薬は市販でも売っているみたいですが
もしフィラリアに感染した状態で動物に投薬すると
寄生した虫が、動物の体内で一気に死ぬことにより
動物がショック状態になる可能性があります

フィラリアの薬は、原則病院で診察してもらってから
処方してもらいましょう
病院では、1年分まとめて処方することもできます
また動物がこわがりさん、あるいは全く薬を受け付けない場合は
院内で投薬してもらうこともできます

沖縄など暖かい地域では、投薬期間が異なるので
掛かりつけの先生と相談してください!

では!

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