2019年5月5日日曜日

11.動物の去勢と避妊

こんばんは!
きりん野 くび男です!

大型連休はいかがお過ごしでしょうか

 今回は動物の去勢と避妊についてです

雄の精巣を摘出する手術を去勢
雌の卵巣、子宮を摘出する手術を避妊といいます



【適齢期】
諸説ありますが、性成熟後である生後6か月から行えます
犬の発情周期は約半年、猫は年2,3回です
発情中は生殖器への血流量が増大するため、手術は要相談になります

【メリット】
・繁殖制限
・性ホルモンが関係する腫瘍(乳腺腫瘍、精巣腫瘍、肛門周囲腺腫)の
 治療や予防
・生殖器疾患(子宮蓄膿症、子宮内膜炎、前立腺炎、膿瘍)のコントロール
・行動異常の予防や治療(スプレー行為、マウンティング、発情出血、夜鳴き)
・罹患あるいは奇形組織の再建など

【デメリット】
・性格の中性化
・全身麻酔のリスク(不整脈、呼吸不全、心不全、肝臓腎臓への負荷)
・エネルギー消費量の低下による肥満傾向

値段の相場は、地域や病院によって様々です
私が以前勤めていた病院では
去勢が15000円前後、避妊が20000円前後でした(※手術前検査代を除く)

最近では意識の高い飼い主さんが増え、去勢避妊手術を希望される方がほとんどですが
迷われてる方は、一度主治医と相談してみるのがよいかと思います

では!

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